初めまして
一般社団法人KYOEN、最年長の荒木真由美と申します。
嘗てある本に、作詞家でエッセイストでもあった
安井かずみさんが
『歳を重ねることはaging・・
つまり、ワインでいえば熟成すること
芳醇な味わいのワインになること』
と書かれていました。
私が大切にしている言葉の一つです。
齢(よわい)を重ねることで
深めることができる世界があり、
時を経ることで
豊かになるものがあるように思います。
霜月
野も山も秋色を深め、
初冬に移ろう季節に
ゆるやかに
届けたい想いや
伝えたい想いをこめて
ブログを始めます。
最近、ふと思うことがあります。
若気の至りで直截的に言っていた言葉や
平気で口にしていた言葉が
年齢を重ねることで躊躇われるようになり、
語彙の少ない多弁な会話を経て
ようやく、ほんの少し大和言葉を
上手につかえるようになれたのかしらと…
言葉の表現や伝えるときの言い方、
声の質、表情を磨き上げていくことは、
つまりは日々の生活の中で
感性豊かに内面を育み続けることと見つけたり…
私にとって一生かかって取り組む宿題です。
一生かかっても辿りつけない
それでいて苦痛に思わない宿題がある人生って幸せですね。