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しなやかに生きる

こんにちは。荒木です。

私の好きな本
「大事なことはインディアンに学べ」の中に
『あなたは二匹のオオカミを飼っている』という話があります。

少し長くなりますがその内容を紹介します。

ひとりのチェロキーの年寄りが、孫たちを集めて、人生について、つぎのように教えた。
人間の心のなかには、オオカミが2匹、すみついている。
その2匹のオオカミが、このわしのなかでも、つねに悲惨な闘いを、くりひろげているのだ。

1匹は、悪いオオカミでな。それは、恐れであり、怒りであり、ねたみであり、嘆きであり、
後悔であり、強欲であり、ごう慢であり、自己憐憫であり、あやまちであり、敵意であり、
劣等感であり、嘘であり、うぬぼれであり、自尊心であり、競争心であり、優越感であり、
そしてエゴのことだ。

で、もう1匹の方は、よいオカカミで、それは、よろこびであり、平和であり、愛であり、
希望であり、分けあいであり、おだやかさであり、謙遜であり、優しさであり、思いやりであり、
慈悲の心であり、友情であり、共感であり、寛大で広い心であり、真理であり、哀れみであり、
そして信頼だ。

わしのなかでこの同じ2匹のオオカミがたえず争いあっているように、
おまえたちのなかでも、おなじ2匹のオオカミの闘いが起きている。
それはまた、すべての人たちの心のなかでも起こっていることなんだ。
孫たちはしばし黙ったまま、言葉の意味を考えていた。
やがて子どものひとりが曽祖父にたずねた。
「で、どちらのオオカミが勝つのですか?」
老人はこたえた。
「それはおまえが餌を与えるオオカミの方さ」

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人の心に住む、良いオオカミと悪いオオカミ
嫉妬や妬み、怒りは体の一部。
目の前のことが順調にいっているときは影を潜めていますが、
物事がうまく運ばない時は、その機を狙ったかのように出てくる症状。
まるで免疫力が落ちたとき風邪をひくが如く…。

もっといい人にならなければでも、
悪いところを直さなければでもない、
悪いところ、嫌なところも含めての自分。

でも、つい出来ていないところに焦点を合わせ、
自己否定してしまいがち…。

どうありたいのかではなく、
どう見えているのかが
気になって仕方がない。

そうなってくると
本来の自分の良さを見ようとしないで
足りないところばかりに目が行き
ネガティブのスパイラルにおちいりがち。

自己肯定とは、自分の中にある負の財産と
上手く付き合っていくこと。
どのような心理状態であっても
自分を優しく労うことが大切のように思います。

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