嘗てある本に、作詞家でエッセイストでもあった
安井かずみさんが
『歳を重ねることはaging・・
つまり、ワインでいえば熟成すること
芳醇な味わいのワインになること』
と書かれていました。
私が大切にしている言葉の一つです。
齢(よわい)を重ねることで
深めることができる世界があり、
時を経ることで
豊かになるものがあるように思います。
あれもこれもではなく
培ってきたものを、
積み重ねてきたものを、
そぎ落としながら
ひとつの流れに絞る。
そこに渾身の想いをこめて。
絞り切った流れを以って
支えていく・・。
仄かに照らす灯りの如く・・。
これからも
ただひたすらに
ひたむきに・・。