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『幸福学』

こんにちは!
代表理事の林田尚之です。

畿央大学の新年度の授業が始まりました。
オリエンテーションでは、1回生の全学生に対して『人は幸せになるために生きている』というテーマで60分間の講義をしました。

人はどんなときに幸福感を感じられるか?
幸せの3要素といわれる①成長②つながり③貢献 について丁寧に解説しました。 

①成長…昨日まで出来なかったことが出来るようになる、知らなかったことを知ること。これはダイレクトに幸福感を感じられます。 

②つながり…ハーバード大学のヴェイラント教授が発表した成人発達研究調査があります。この研究は、75年にわたって700人の対象者の幸福度とその要因について調べています。結論は「私たちの幸福と健康を高めてくれるのは良い人間関係である」 家柄、学歴、職業、家の環境、年収や老後資金の有無といったことではなく、人の幸福度・健康と直接的に関係があったのは人間関係だったという結果になったのです。しかも、友人の人数は関係なく、たった一人でも心から信頼できる人がいるかどうかが重要だということがわかりました。 

③貢献…他者に対して何かをする、困っている人に手を差し伸べる、このことが実は自分の幸福度を上げています。相手のためだけでなく自分のためにもなっています。 

この授業では社会人基礎力のなかでも『チームで働く力』をつけていくことを大きな目標にしています。
6人から8人のグループでチームを作り、自分たちでテーマを決めその研究成果をプレゼンテーションするまでを半年間で学んでいきます。もっとも重要でベーシックなコミュニケーション力を身につけながら、仲間と協力をしてひとつのものを作り上げていきます。

私は講義をしながら、この授業は、幸せの3要素を体現することに気がつきました。
この授業は幸せになるための授業なのです。

18年目の幸せの授業が始まりました。

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